こんな感じ

判りづらいと言うので作ってみた。

【ステージ】

　足を一歩踏み入れた能力者に、その場所に満ちる熱気が牙を向く。

「温泉？」

　呟きは、確かに間違いではない。
　その一帯を占める空気の臭い――硫黄臭は紛れもなく、温泉を意味するもの。

　だが、そこは癒しの空間ではなかった。
　温泉ならば当然あるはずの湯溜まりはなく。
　代わりに、転がっているのは荒れ地と見まごうばかりの岩と砂。

　首を傾げる能力者の疑問は次の瞬間、氷解した。
　プシャっ！
　軽快な音と共に、大量の熱気を伴った湯柱が、能力者の沸きを掠め天高く昇ったのだ！

　――間欠泉だっ！

　ここら一帯が草木も生えない不毛の大地となっているのは、絶えず地面からわき出すお湯に安住の地を約束されないからだろう。

　そして、その地理を生かした能力者達の戦いが始まるのだった。

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　ここでは芦夜・恋月（束縛された走狗・b10866）がこの間欠泉のステージを使用して、『ゾンビ』と戦う様子が描かれています。

【プレイング】

　間欠泉か……。濡れたら動きが鈍りそうだから、【水着】で戦うね。まぁ、イグニッションすると水着なんだけど（笑）。
　相手はゾンビか。だったら【炎に弱（い）】そうだから、フェニックスブロウを中心に戦うね。
　そうだ。間欠泉だったら、次の噴射を予測してゾンビを空中に飛ばすことは出来ないかな？　私は狗だからね。【硫黄臭】で温泉が次ぎ、どこで吹き出すかを見切るのは可能だよね。芦夜はそれくらい出来るよ。
　んーっと、【蒸気】で息が切れるのが早そうだな。気を付けようっと。

　武器：バス停
　防具：白衣
　アクセサリー：ドッグカラー
　水着
　エプロン
　丼
　リボン

　アビリティ
　フェニックスブロウ改×８

　キーワード
【水着】
【炎に弱い】
【硫黄臭】
【蒸気】

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【MS判断】
　恋月のプレイングに対するMSの判断は以下の通りです。
【水着】 ……　間欠泉で濡れた場合の判断としては適当です。○
【炎に弱い】 ……　ステージとは関係ありませんが、フリーワードとして認定しました。○
【硫黄臭】 ……　単なる称号、自称であり能力者としては関係ありません。事実無根です。妄言も良いところです。×
【蒸気】 ……　キーワードとしては問題ありませんが、具体的な対策が何もありません。×

　結果、MSは恋月に２点のポイントを与えました。

　もしも、恋月が「鋭敏知覚」を持っていた場合【硫黄臭】は○だった可能性もあります。
（鋭敏知覚があるから、嗅ぎ取れないか？　等）
　そのように、状況や自分の能力を考え、様々なプレイングを書いて下さい。

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　これで少しは雰囲気が伝わるかなぁ……。